【第29回】アマチュア作家:葉月憂さんインタビュー
葉月憂『季節が重なる時』
―SEIKA MINORU PRODUCTIONのアマチュア作家、葉月憂。
彼の処女作『季節が重なるとき』が、6月にHP上で発表される。
高校受験直前の秋。中学三年生の潤一と百合子の間に芽生えた、淡く甘酸っぱい初恋。だが、やがてそれは、百合子の家庭にまつわる秘密が発覚して、理不尽にも壊されてゆく。とてつもない悪夢の中に溶けてゆく青春の中で、少年少女がどう現実に立ち向かっていくのかを描いた本作。
その発表に先立って、SEIKA MINORU PRODUCTION運営スタッフのライターXが著者本人にインタビューを実施し、この作品に込めた想いを語ってもらった。
1.内輪サークルからSEIKA MINORU PRODUCTIONへ―「制作MTGはカルチャーショックでした(笑)」
X:何故この作品を書こうと思われたのですか。
葉月:実は仕事が忙しいのを言い訳に、この五年間ぐらい書いてなかったのですが(笑)。普段懇意にしている真依愁人さんから、SEIKA MINORU PRODUCTIONに加入を勧められて、「ああ、なんか書かなきゃな」と。で、ちょうど、「次に自分が小説を書くなら、素直で純粋な感性の表現をやりたい」と思っていたので。そういう方向性を皆さんと詰めていった結果、今作のアイデアが出てきて書き出したって感じですかね。
X:ああ、そんな感じでしたね(笑)。いま当プロダクションに所属してもらってる作家さんって4人いらっしゃいますけど、思えば、葉月さん・水月さん・星さんは、先んじてキングオーサーと知り合った真依愁人さんが一気に連れてきたんですよね。
葉月:はい。ちょっと作品の話からは脱線しますが、もともと僕ら4人って創作仲間で、作品も見せ合いっこしたりはしてたんですけど、今までって、各々が勝手に書いて、出来たら「こんなんできた!どうかな?」っていうノリだったんですよね。内輪のサークル活動みたいな。それがSEIKA MINORU PRODUCTIONという形になって、制作MTGというものがあって、そこでプロット等を煮詰めていく・・という段階があったので、カルチャーショックでした(笑)。
X:では、もし葉月さんお一人で考えてた場合には、今作のアイデアというのは無かったですか?
葉月:ああ、もう、全然ないですね。もともと20代以上の若者たちが登場するような作品ばかり書いてた人間なので。でも今回、制作MTGの場で、「思春期の少年少女が出てくる話も書いてみたら?」と。確かキングオーサーさんに言っていただいて。「なるほど、やってみようかな」と。それがきっかけですね。
2.主人公たちの受難―「未成熟な感性でどう立ち向かおうとするかを現実的に描写した」
X:そんな思春期の少年少女を主役に据えるのは初めての試みだったと思いますが、やはり難しかったですか?
葉月:はい。とにかく「未成熟」に描かないといけないので・・そこはちょっと、自分が中学生だった頃の感覚を必死で思い出したりしながら書きましたね(笑)。
X:制作MTGの場では、新海誠さんやジブリ作品などが話題にあがっていたように思います。ああいった方向性も目指したのでしょうか。
葉月:いや、あくまで、雰囲気や質感を参考にさせてもらうって感じですね。いま仰った作品群は、全編通して、もっともっとピュアで前向きだと思うんですが、いかんせん今回のは、所謂<大人の事情>が影響してくるので・・完全に純真な感じにはどうしたって描けませんでしたね(笑)。
X:確かに・・本作の主人公たちには、どちらかというと現実的な受難がありますよね(笑)。
葉月:はい。どうすることもできない、抗いようのない状況が現実として目の前に発生した。その時、人生経験も少ない少年少女の未成熟な感性でどう立ち向かおうとするか、というのをきわめて現実的に描写したつもりです。
X:作品について伺います。本作は、子供たちの視点で物語が進行していく第一章と、16年前の大人たちの間で起きた事件が描かれる第二章、そして最後に、もう一度現在の子供たちの視点に戻ってくる第三章という構成になっていますね。
葉月:書き出した当初は最後まで子供たちの目線だけでいこうと思ってたんですけど。そこは悩んだあげく、16年前に起きた事件の臨場感も出すべく、大人たちの視点も入れようと思いました。
X:なるほど。個人的には良かったと思います。二章でかつての大人たちの想いもしっかりと描かれているので、三章に戻ってきて、子供たちが16年前の事件と<合流>した時に、感慨深いものがあったので(笑)。
葉月:良かったです。で、今回は<時の流れ>っていう大きなテーマがあったので、三章からエピローグに移行したときにも、その感慨深さを少しでも味わって頂ければと思いますね(笑)。
3.読者へのメッセージ
X:では最後に、読者の皆さまへメッセージをお願いします。
葉月:大人になっても、社会人になっても、いくつになっても、誰にだって、自分の思い出の中に青春時代や思春期ってあると思います。確かに、この作品でも描かれるような未成熟な時期で、色々と困難なこともあったかもしれません。だけど年齢を重ねていくと、かけがえのない思い出の一つや二つ、あると思います。本作を読んで、少しでもご自身の青春時代を思い返してもらって、懐かしく微笑んでくだされば幸いです。
X:ありがとうございました。
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真依愁人『Human Resorces』
―SEIKA MINORU PRODUCTIONのアマチュア作家、真依愁人。 彼の処女作『Human Resorces』が6月にHP上で発表される。
都内の大手通信事業会社、その人事部を舞台に、主人公・小林のチームが日夜巻き起こるハプニングを解決していくビジネス劇が描かれる本作。
その発表に先立って、SEIKA MINORU PRODUCTION運営スタッフのライターXが著者本人にインタビューを実施し、この作品に込めた想いを語ってもらった。
1.リアリティの追求―「スラムダンクとかワンピースみたいな、チームで頑張って何かをやり遂げるっていうポジティブな感じにしたかった」
X:何故この作品を書こうと思われたのですか。
真依:洗練されて小粋なビジネス小説を書きたいなと。あとは、自分ももう30を過ぎたいい大人になってきましたので・・小説は10代からずっと書き続けてきたんですが、アマチュアで誰にも知られてないとはいえ、やっぱり大人が楽しめる作品を作らないといけないって思いましたね。
X:そうなると、自然と作品の舞台も都内のオフィスになったという。
真依:そうですね。
X:個人的な読後感としては、通信事業社の実務や人事など、盛り込まれているナレッジがとてもリアルで現実的でした。
真依:ありがとうございます。リアリティにはこだわりましたね。虚構だからといって、その辺をまやかしにしてはいけないというか。専門用語とか、働く辛さとか、組織の嫌らしさ、人間のねじれた感情とかも、しっかり描くことにこだわりました。
X:そんなリアルな質感の中でも、主人公の小林をはじめ、作中の登場人物たちの生きざま、それから、彼らの織りなす<会話劇>そのものがすごく生き生きしていて、躍動感がありましたね。
真依:作品自体はオフィス内の人事部エリアが舞台ではあるけれども、決して室内的なテイストではなく、なんかこう、スラムダンクとかワンピースみたいな、チームで頑張って何かをやり遂げるっていうポジティブな感じにしたかったのもありますね。
X:確かに、全体としては前向きな雰囲気で、適度に皮肉も効いていたように思います。 真依:会社での出来事をただ描写するだけだと、どうしても30代があくせくするだけの無機質なトーンになってしまうので・・そこは総帥のキングオーサーさんから、「良い料理にはスパイスが必要だ。ユーモアや皮肉も交えたうえで、とにかく、読者がパッと読みやすい軽妙な会話にしろ!」と繰り返し言われまして(笑)。それでだいぶオープンで明るい雰囲気が加わりましたね。
X:やや脱線しますが、キングオーサーは真依さんの才能を本当に高く買ってらっしゃいますよね。それだけに、ワタクシが見ていて、一番真依さんがあーだこーだ言われてて不憫なんですが(笑)。
真依:いや、というか最初から意気投合してましたからね(笑)。もともとこのチームで小説を書かせてもらうようになったのも、彼の志というか、気概に触発されたところもありましたので、いい刺激になってます。
X:な、なるほど・・(苦笑)。
真依:僕もオフィス物を書いてはいますが、彼と議論するたびに、ビジネスやプロジェクト、チームビルディングに関する造詣にいつも驚かされます。かといって、「自分には小説の才能はない」といつも仰るんですが(笑)
X:となると、キングオーサーのそういったナレッジや企画力などが、そのまま真依さんの小説世界を描き出すにあたって役立っているわけですか?
真依:はい、まあ、とても良い関係だと思ってます。先日も作中のMTGシーンを巡って議論させて頂いて、文字通りの白熱教室になりましたが(笑)。
X:うわ~・・ご苦労様でした。
2.素敵な大人とは?-「何があったとしても、彼って翌日もまた会社に出社するんです」 X:その一方で、主人公でありチームリーダーである小林も、時として、悪感情の中で目の前の事象を振り回すようなシーンもありますよね。
真依:はい。ただ、何があったとしても、彼って翌日もまた会社に出社するんです(笑)。
X:確かに、言われてみれば・・・(笑)。
真依:素敵な大人って、「悪いことしません」とか、「完璧です」とか、そんなんじゃないと思ってるんです。完璧じゃなくて、弱くて、臆病で、そんなんも全部飲み込んで前に進もうとする、これが僕のなかで素敵な大人なんです。
X:そういう意味では、まさに小林はそれを具現化できたキャラクターですね。 真依:はい。まあ、そういうのって、小林に限らず、作中に出てくるすべての人物において一貫するテーマかもしれないですね。
X:今作では主人公の小林と仲間たちだけではなく、いわゆる<敵役>や<イヤな奴>も、どこか人間臭くて魅力的な人物が多いですよね。
真依:そうですね。僕の中では、当然、彼らにも彼らなりの想いや事情や欲求があって、その中で必死に生きているチャーミングな人たち、とも思ってます(笑)。
X:それは読んでいて十分伝わりました(笑)。
真依:なので結局、大人じゃなくて、<大人たち>。普通に仕事をしてて、夢も希望も失いたくない、前向きに人生を生きたい人々、そんな風に仕事に向き合っている大人たちの生態を描きたかったというのもあります。
3.読者へのメッセージ X:では最後に、読者の皆様へのメッセージをお願いします。
真依:日々、色々なしがらみや、数字に表れてこない想いなど、様々なものを抱えながらも頑張っているすべての社会人の皆さまに贈る作品です。手前味噌ですが、本作にはサラリーマン生活を送っていくうえでヒントになる物の考え方や捉え方、立ち振る舞いなどの要素がたくさん詰まっていると思います。そういった視点でぜひ楽しんでいただければと思います。また、もちろん、会社勤めの方以外でも、人間模様や心理的なドラマを十分に楽しんでいただける内容に仕上げています。どうぞよろしくお願いします!
X:ありがとうございました。
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【第27回】社会人生活での競争について
どういうことでしょうか?? 人生には、張り合いが必要です。緊張感が必要です。 今日は、そんなことを話したいと思います。
日常生活における張り
そもそも、人間の日常生活って退屈なものですよね。 多分、寝て起きて食べて寝る。以上。 まあ、実際、そんなもんです。笑 で、それだけじゃなんとなく張り合いがないっていうので、様々な活動があります。 起業活動したり、社会活動したり、部活動やったり・・・ 生きていくためだけならば、実際、そんなことやらなくてもいいわけです。 しかし、そんなわけにいかない。 これが人間の難しいところです。 なにか、活動をしたくなっちゃう。 人よりいい暮らし、人よりいい給料、人よりいい・・・ みたいに、競争心もあるわけですね。 競争心自体は自然なものです。 それを否定する必要はない。 しかし、何事もバランス。 競争心だけで人生を生きようとすると、これまたシンドイ。 それでうつ病になったり、人間関係壊してしまうという人もいるわけですね。
競争心と平常心のバランス
そう、これが人間の難しさ。 ただ生きていれば良いというわけにいかない。 食って、寝て、ただ、それだけでいいはずなのに。 そういうわけにもいかない。 というわけで、企業活動があったり、ボランティア活動があったり・・ 競争社会ですからね、競争だってあるわけです。 で、競争に勝てればいいけど、勝てなかったら・・・そう、落胆ですね。 これで人生にいじけてしまう人もたくさんいるんじゃないでしょうか。 そもそも競争が嫌いな人もいるわけですね。 そして、競争好きな人と、競争が嫌いな人が同じ場所にいると、大体うまくいかないものです。 競争が好きな人は、競争が嫌いな人を見て、向上心がない人間だと思うでしょう。 競争が嫌いな人間は、競争が好きな人間を見て、自分のことばかり考えている人間だと思うでしょう。 この対立は終わることがありません。 基本的に、競争というのは個人が勝つことを目的に行われることが多いものです。 受験勉強も、オリンピックも、基本的には個人戦ですよね。 だから、まず、この個人として向上していけるかどうか、競争していけるかどうか、これが社会の基本と言えば基本なわけですね。 というわけで、まず社会は、個人として活躍できている人間を評価するわけですね。 受験なり、部活なり、これは個人として成績をあげることを良しとされるもののはずです。 そう、ここでは、例えば、仲間と仲良くする力とか、集団をまとめあげる力とか、答えのない問題に答えを出す力というのは求められないんです。 受験にせよ、部活動にせよ、明確な目標があるわけなんですね。答えがあるんですよ。 が、社会人になると、急に答えがない。 これに戸惑って、うまくいかない人は多いように思います。 そう、実は、社会人になる時に、人は大きな価値転換をしなければならないんですね。 何度も言いますが、人生に答えなんてないんです!! 答えのない海を泳いでいかなければならない。 キングオーサーがなぜ小説を大切にするかというと、この答えのない海を泳いでいくためには、その場、その場で、人間がどう行動し、その結果どうなっていったのかということを理解するためには、小説というジャンルが一番良いわけなんです。
そんな社会におけるコツ
ここでももうひとつポイントがあります。 答えがないこと、曖昧であること、そういったことを理解しているのは社会人だと思うんですが、 今度は、それを理解しすぎると、本来もっている競争心というのが作動しなくなってきます。 要は、日常生活がつまんなくなっていくわけですよ。 満員電車を見て、楽しそうに会社に向かう人、見たことないですよね?笑 それもこれが理由。 学生は部活動の道具を持って、なんだか楽しそうですよね。 そう、競争ってスパイスで、何かを競い合うことは、人間の楽しみでもあるわけなんです。 だが、この競争心とか、技術の向上とか、社会の方がセッティングしてないケースは多い。 学校はあらかじめセッティングしてくれているんですね。 競争心が自然と育つように、受験戦争や部活動を通して、 これが社会に出ると、いきなりなくなる。 ここで、ギアのチェンジがうまくいかないと、どうも社会人になってから楽しくないことになるわけです。 そう、この競争心(個人の努力)と社会性(社交性)というものを両立させた時に、楽しい人生があるわけなんですよ。 競争心がない人間というのは、やはりどうも信頼できない。努力しない人間って、あんまり信用できないものですよね? そして、社交性が皆無の人間も、やはりどうも信頼できない。無口で暗い表情でネガティブな人間って、正直に言うのは心苦しいけど、あんまり一緒にいたくないものですよね? だから、この二つは必要。 この二つのバランスが人生を決めると思う。 では、あらかじめ設定のない実社会で、どうやって競争心を持ってやっていけばいいのでしょうか? 結論は、、人と比較しない、しかし、自分の設定した基準は超える、そして出来ればその基準は客観的に測れるのが良い。 これに尽きます。 どういうことかというと、先ず、基準のない競争は徒労になるだけです。 勝利の栄光もありません。 社会には基準がないことが多いので、自分で適当に基準を儲けた方がいいし、その基準に対して報奨があったほうがいい。 例えば、イチローがどれだけヒット打っても、それをスゴイことだと言ってくれるファンがいなければ、別にイチローはすごくもなんともないわけですね。 というわけで、営業なら歩合に反映されるとか、専門職なら資格を取るとか、そういう基準がある方が良い。 基準のない努力は、非常に虚しいものです。 人間は誰かに認められたい。どんなに否定しても、それは確かです。 よって、人と比較せずに、何かの基準の達成めがけて努力するのが良い。 なんでもいいと思います。 営業なら売上、作家なら発行部数、野球選手なら打率・・・ あればいいんです。そして、それに向かって努力していく時に、生活に張り合いというものが生まれるわけですね。
まとめ
というわけで、今日は、競争心との付き合い方について話をさせていただきました。 作家のみんなも色々な競争心があると思います。 あいつよりは面白いものを書きたい、あいつより売れたい・・ でも、キングオーサー、そんなものは捨ててしまいなさいと言っています。 それよりも、この前の自分を超えなさい。これがすべてですよ。 克己心というやつですね。 人より秀でていることを証明しつづけなければならないような、そんな辛い人生の歩み手にはなってほしくないですね。 自分を乗り越えて欲しい。作家にはそう言っています。 それから、社交性も大切にしてほしい。 なにより、そもそも小説って、人と人の営みについて書いているものなので、社交的ではないというのはちょっと困ってしまいます。特に、我々のプロジェクトの編集方針は会話、偶然、閃き、創造、ですからね。 さて、そこからどんな作品が生まれてくるのか?? キングオーサーも楽しみにしています!! それでは、また今度! ホームページはこちら↓ https://www.seikaproductions.com/ ブログはこちら↓ https://seikaminoru.com/
【第26回】電子書籍プロジェクト名の由来_SEIKAMINORUプロジェクト
そう思っているアナタに伝えたい! ブログはこちら↓ https://seikaminoru.com/ ホームページはこちら↓ https://www.seikaproductions.com/
前回は、とあるアマチュア作家との出会いがあって、それからこのプロジェクトが始まったということをお話しました。
今回は、そもそもこの、SEIKAMINORUプロジェクト・・・ 名前の由来はなんなの?? そんな、よくある疑問に答えていこうと思います。 さて、SEIKAMINORUって、なんなんでしょう。
話の発端
先ず、アマチュア作家に相談したんですね。 これから出版事業というかプロジェクトをやろうと思うけど・・
なんとなく、自分では、誰かに記事を書いてもらって、それを電子書籍やホームページで発表する。
ぼんやり、そんなことを考えていたわけですね。 まあ、それだけなら、出来ないことはないなと。 そう思ったわけなんですよ。 しかし、待て待て、タイトルとかバンド名・・・いるやろと。笑
いや、きっと著作権とか知的財産がどうのこうのとか、出版にまつわるエトセトラをもっとあるんでしょうけど。 残念!!私は、そんなに賢くなかった!笑
タイトルやな。と。 やはり、何事も、タイトルとかバンド名って大事やろと。 というわけで、最初にプロジェクトに名前をつけるようにしたんです。
プロジェクト名の由来
ここからね、不思議なもんですよ。
この男性アマチュア作家ね、すごいスピード感だったんです。
何がスゴイって、次に会った時に、アマチュア作家仲間を三人も連れてきたんです。 これはもう、驚きましたね。
えー、それって話をすっ飛ばしすぎやんと思いました。笑
ワンピースだって、ゾロとかナミが仲間になるのに、結構時間かけてるやん。 バギーとかアーロンとか倒してるやん・・・。
そんな、マックのハッピーセットみたいに、最初からセットになってるなんて・・・ うーん、まあ、いいか!!もらえるものはもらっておこう!! というわけで、アマチュア作家四人は、この物語の最初からいるわけなんです。
こう考えることにしました。
これはつまり、ポケモンで言えば、最初にもらえる、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギソウだ!! まあ、人をポケモンに例えるのはどうなんだというツッコミはおいておいて。笑
ということは、この男性アマチュア作家がサトシ君だな!!
よし、今の状況は、サトシ君が、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギソウを連れてきた・・。 これからポケモンマスターを目指すんだな!!
そういうわけだな!! じゃあ、私は・・・、、、
こんなノリで、アマチュア作家四人をどうやってプロデュースするかを考える日々が始まったわけです。
プロジェクト名の由来
プロジェクト名は、リーダーである男性アマチュア作家が決めてきました。笑
そんなツッコミがきそうですね。 でも、もう仕方ない。才能ある奴のスピードにはついていけません。
もうね、ついていくだけで精一杯。笑
だって、決まってるし、みんながやりたいっていうなら、、 うん、それでいいんじゃない!! みたいに軽くオッケーだしました。 どうやって決めたの?? そう尋ねると、
みんなが好きな作家の頭文字を取って、決めたんだ。
そう言うんです。 へえ、誰なの?? すると、挙がった名前が三人。
清少納言、 夏目漱石、 武者小路実篤 なるほどねー、彼曰く。
そこから一文字取って、
清、夏、実・・・・ セイカミノルプロジェクトにしよう!!
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ うん!なんかいいんじゃない!! 「成果」が「実る」みたいな感じで、プロジェクトが成功しそうな感じだしね!! うん、そうしよう! そんなこんなで、プロジェクト名が決定したわけです。
まとめ
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
これがプロジェクト名が決まった背景です。
みんなが好きな作家から一文字拝借して、つなげただけ。そう、それだけのこと。笑
ちょっと待って! そもそも、なんで、その作家が好きなの??
そう、実は、この彼らが好きな理由・・・これがこのSELIKAMINORUプロジェクトの方向性を決める、とても、重要な話でした。 そこから私たちのプロジェクトの編集方針も決まっていったんですね。
詳しくは、過去の記事をチェックしてね!
↓ https://seikaminoru.com/sosekinatsume/ https://seikaminoru.com/musyanokoji/ https://seikaminoru.com/seisyonagon/ では、また会う日まで!! See ya!!
【第25回】SNS、電子書籍、インターネット??現代を谷崎潤一郎風に語る!!
そんな疑問にお答えしましょう! ホームページもチェックしてね! https://www.seikaproductions.com/ 過去記事はこちらから↓ https://seikaminoru.com/ このプロジェクトはアマチュア作家の電子書籍出版を支援するものです。 キングオーサーは、出版業界で働いているわけではありません。 というか、ビジネス大好き、30代中盤のサラリーマンです。 普通に、会社員でマネージャーやってます。 仕事好きです。笑 というか、得意だから好きという感じですかね。
社会における企業活動そのものが好きなんですね。 で、加えて、若い頃から、芸術が大好きでした! 絵画、映画、音楽、小説、とにかく観たり、聞いたりしまくっています。 おそらく、すべてのジャンルでブログを立ち上げることが出来るぐらいでしょう。笑 そんなキングオーサー、小説を投稿したこともあるんです。 でも、一向に声はかかりませんでした。才能がないんですね。笑 それはそれでしょうがない!
昔からこう思ってたんです。
うん、二回言ってしまいました。 理由は本当に、シンプル。。。 好きだからです。笑 芸術が好きなんです。絵画が写真が映画が文学が音楽が、好きなんです。 ある日、そんなキングオーサーが、とあるアマチュア作家に出会ったんですね。 で、この人がめちゃくちゃ才能があった!! 一度、原稿を読ませてもらったんですが、プロの人なのかな? と思ったんです。 ただ、彼曰く、プロじゃないと。 プロにならないのかと尋ねたら?
こんなことを言うんです。なんだか、すごいこと言うなー・・。と感心したんですね。笑 で、キングオーサーはプロモーション活動みたいな仕事もしていましたから、 「じゃあ、電子書籍で出版してみるのはどうだろう?」 そう言うと、嬉しそうな顔をしているんですよ。 で、このアマチュア作家の男性をあの手この手でその気にさせて・・笑 プロジェクトを立ち上げよう!と、こうなったわけですね。
SEIKAMINORUプロジェクト発足の背景
キングオーサーは、この男性アマチュア作家をプロデュースすべく、いろんなことを考える立場なわけですね。 なんとか、ならないか。なんとか、この才能を広げていけないか。 と、まあ、そんなことを考えているわけです。 まあ、ビジネスと一緒ですね。笑 この商品やサービスをどういう風に広げていこうかなー、、 なんて考えているわけです。 この時代の雰囲気にマッチした、素敵なサムシング・・・。 ふーん、で、君の思う、時代の雰囲気ってなんなのさ?? そうそう、それを答えなきゃいけませんね。
この時代、この場所、そこで生まれる小説
この時代って、どんな時代なんでしょうね。 電気機器が滅茶苦茶発達した時代?? コミュニケーション手段が劇的に変化した時代?? 世界的な経済流通網が確立された時代?? 持続可能な社会に向けて、世界が協調し始めた時代?? 多様な価値観だとか、なんだかいろんな人が、いろんなところで、いろんなことを言っています。 では、SEIKAMINORUプロジェクトでは、どのようにとらえているのか??
誰も彼もが合理的であろうとする時代
この時代は、日本の歴史の中でも、良かれあしかれ、最もアメリカに接近している時代なのかもしれません。 もちろん、否定的な見解を持つ人もいるかもしれませんが、、 しかし、、 GOOGLEの検索サイトを使い、何かを検索し、 Amazonでお買い物をして、 Facebookで交流をして、 AppleのiPhoneを使う。 意識せずともしなくても、アメリカという国が発明した様々な製品が流通している時代です。 どんどん西洋人流にハイカラになっていくわけですね。 ハイカラ・・・。
キングオーサーの好きな谷崎潤一郎・・。 『刺青』の冒頭・・。 「其れはまだ人々が「愚」と云う貴い徳を持って居て、世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった。殿様や若旦那の長閑な顔が曇らぬように、御殿女中や華魁の笑いの種が盡きぬようにと、饒舌を売るお茶坊主だの幇間だのと云う職業が、立派に存在して行けた程、世間がのんびりして居た時分であった」 谷崎潤一郎は、江戸から明治、大正、昭和の流れですね。そうです、明治や大正には、まだ江戸の残り香があったんですね。そんな江戸への憧憬を秘めている。これが彼のデビュー作です。 彼の言葉を借りながら、キングオーサー風にアレンジすると、現代は、こんな感じなんですね。 「人々は「合理的」という価値観を持っていて、世の中はテレビやコマーシャルやSNSを通して、多様な価値観が入り混じって、誰も彼もが、会社の中での地位や、経済的な成功を求めて、競争しあっていた。多くの者が通勤電車に乗り、眉間に皺をよせ、転職を生涯に二回から三回程度して、定年を迎え、自分の人生に疑問を持って死んでいく。価値観の移り変わりに、世間が疲れ切っている時分であった」
要は、キングオーサー、現代っていうのは、誰も彼もが合理的であろうとする時代だと思っているんですね。そもそも法学も経済学も、合理的な選択をする個人を前提に制度設計しますからね。
移動手段が著しく発達した時代
それから、もうひとつ。現代ってのは、滅茶苦茶、移動するのが簡単な時代です。 自動車、電車、バス、飛行機、船・・・。 乗れますよね、乗ってますよね。笑 道路は整備されていて、日本全国どこにでもいけます。 歴史上で、こんな時代ってあったんですかね?? そう、簡単に移動できるようになった時代。 東南アジア、アメリカ、オーストラリア、ハワイ、行ったことある方、たくさんいますよね?? 海外旅行の経験なんて、きっと江戸時代だったら、ほんの数人しかなかったはずです。 こんな記事がありました。 日本政府観光局(JNTO)は、2019年の日本人出国者数(推計値)が前年比5.9%増の2008万600人になったと発表した。 2008万人!?
そうです。日本人が滅茶苦茶海外に行くようになった時代なんです。 もちろん、今はコロナで行けなくなっていますけどね。でも、その前はみんなバンバン海外行っていましたね。 だから、海外のことがわかってくる、なんとなく雰囲気が入ってくる、若い人も変化していきやすい。 そうです、キングオーサーは、そんな時代だと思ってるんです。 「人々は「グローバリゼーション」という価値観を持っていて、世の中は旅行代理店を通じて、多くの人々が時間を見つけては、海外に旅行に行っていた。誰も彼もが、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアの様子について話し、より安い移動手段で世界を見て回れないかと工夫した。金銭的余裕がない者でも、ちょっと努力して貯金をすれば、海外の様子を見聞きすることが出来る。世間の人々が海外情報に触れやすくなった時分であった」
通信手段が著しく発達した時代
それから外せませんね、通信手段の発達。 もう、誰も彼もがiPhoneやスマホを持っていますね。 ラインで電話しますね。テレビ電話もしますね。 そうです。インターネットが滅茶苦茶発達しました。 コンピューターサイエンスが時代の主役になりました。 若い人は、幼いころから、このパソコンやスマホを操作して、 何かを検索したり、出会ったり、相談したりして生きていっています。 この変化も大きい。 つまり、これも谷崎潤一郎をキングオーサー風に言い換えると・・ 「人々は「自分で調べる」という価値観を持っていて、世の中はパソコン、スマホといった通信機器を通して、生活必需品の購入から、学校からの通達の確認、政府への納税まで電子空間上でやり取りするようになっていた。様々な情報が入り混じって、誰も彼もが、信頼の出来る、正確な情報を求めていた。多くの者が一日中スマホかパソコンの前で過ごし、映画や動画、ゲームやネットサーフィンに興じている。世間の人々の静かな娯楽が発達した時代であった」
衣食住に関わるものが簡単に調達できる時代
それから外せませんね、家電製品やコンビニやユニクロに代表されるような、 衣食住の充実ですね。 みんな、忘れているんです。これって当たり前じゃないんです。 こんなに物が溢れて、社会に行きわたっている時代って、日本の歴史では特殊なんです。 つまり、これも谷崎潤一郎をキングオーサー風に言い換えると・・ 「人々は水や食べ物や電気に困るということが少なくなってきて、世の中は、生きていくのが昔に比べて簡単になってきていた。様々な小売店が街にあって、そこでは食べ物や飲み物、生活に必要な雑貨、衣服やトイレットペーパーなどを調達することが出来た。社会保障制度も機能していて、働くことが出来ない者の生活を支えることも出来ていた。多くの者の家には、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、テレビがあり、よっぽどの不精ではない限りは、働いて生きていくことが出来る。世間の人々の生活が、ただ生きていくだけならば何とかなる時代であった」
まとめ
というわけで、今日はSEIKAMINORUプロジェクトが思う、現代の状況を、谷崎潤一郎の刺青に乗せてお届けしました。笑 まあ、今回のブログはこれでおしまいですが、要は、そんな現代の中で、小説作品とは、どのようなものになっていくのか、 何が人の心を捉えるのか、何が人の心を掴むのか・・ いや、我々には、まだ何かに感動するという心は残っているのか?? この、合理的で、どこにでも行けて、誰にでも会えて、生活の苦労が減った、 この現代で、我々人間の心は、そうです!! 現代、日本に生きる、我々の「こころ」はどうなっていくのか!? SEIKAMINORUプロジェクトが捉えている現代という時代をまとめておきますね!
- ・誰も彼もが合理的であろうとする時代
- ・移動手段の発達
- ・通信手段の発達
- ・衣食住の苦労からの開放
さあ、そんな時代で、どんな小説が、どんな文学が、どんな創作が可能なのか?? みなさん、SEIKAMINORUプロジェクトを宜しくお願いします!
【第24回】キングオーサーの自己紹介
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キングオーサーは、三十代中盤の会社員、ビジネスが好き、芸術が好きです。 夢は出版社を持つこと。 その夢を叶えたくて、このブログの開設とSEIKAMINORUプロジェクトを立ち上げました。 きっかけは、とあるアマチュア作家の男に出会ったこと。 この男の作品を読んで、なんだか可能性を感じたので、電子書籍で出版してみないかと持ちかけました。 あれよあれよと話は進んで、プロジェクトにして、アマチュア作家を集めようということになり、 現在に至ります。
まあ、おいおい、何があったかについては話しましょう!
今日は自己紹介ということで、キングオーサーがどんな人間なのか、 三つのポイントで紹介してみます!
キングオーサーの自己紹介
自分で出版社を持ちたい!! こんな思いを昔から持っていました。 しかし、六大学出身でもないし、東京在住でもないキングオーサーは、世間でよく聞く出版社に就職することなんて出来ません。 本屋で並ぶ雑誌、小説、漫画・・・ こんな面白くて、楽しい読み物を提供する仕事につきたい! と思っていましたが、そんなに意思も強くないので・・ 普通に大学卒業して、普通に就職しました。笑 はい、普通の平凡な人間でございます。
でも、燃えるような文学や小説に対しての思いは昔からありましたので、人知れず、ずっと書いていました。 しかし、うん、全然、出版社からも、誰からも見向きもされない。笑 というわけで、普通に仕事頑張ることにしようと思い、結婚して家庭を持ち、会社生活を送っています。 が、しかーし、最近、気がつきました。 インターネットあるじゃん、電子書籍あるじゃん、自分で発信すればいいじゃん。 世の中じゃ、ユーチューバーが活躍してるじゃん。 いや、自分も自分でやればいいじゃん。 そう、こんな思いが、すべてのきっかけだったのです!
キングオーサーの夢
キングオーサーには、色々な夢というか目標というか、現実にしたいことというか、当たり前にしたいこと、みたいなものがあります。 それは、夢のある仲間と、楽しい生活を送ることです。 え、夢のあるってどういうこと?? そんな風に思うかもしれません。 夢があるというのは、未来でもいいし、これからでもいいし、明日でもいいし、三か月後でもいいし、一年後でもいいし、とにかく、将来に向かって行動をする状態のことです。 そして、その夢は目標になって、目標は現実になって、現実は常識になって、そしてまた常識を打ち壊すために、新たな夢を見ます。このサイクルがクルクル回っている状態が、私は大好きなんです。 というわけで、そんな夢のある仲間と過ごす人生を送ること。これが一つ目の目標。 わかったよ、じゃあ、楽しい生活を送るって何?? そう、この楽しい生活というのは、些細なことを面白がることです。 些細なことというのは、要するに、食べたり、寝たり、移動したり、買ったり、売ったり、酒を飲んだり、旅行に行ったり、こういう日常の些細なことに興味を持ち、そして面白がること。 これが、楽しい生活だと思っています。 というわけで! 夢のある人間たちと、楽しい生活を送る。 これがキングオーサーの人生の目標です。 うん、そんなに難しいもんじゃないですね。笑
キングオーサーと小説
で、なんで小説なんですかという話なんですけれども、 私、幼いころに、スティーブンキングのグリーンマイルの文庫本を読んだんです。 もうね、号泣。そりゃもう、号泣。 それ以来、自分も何か、人を感動させるものをつくる仕事がしたい。 そう思ったんです。 それが、私の場合、小説だったんです。 というわけで、私立大学に進んでアメリカ文学を学びました。 そして、自分もいつか小説で人を感動させるんだ!と思っていました。 しかし、現実はそんなに甘くありません。 才能ある人間はゴロゴロいるし、若くして賞レース取る奴もいるし・・・ いつしか自分も就職しないといけないという現実にぶち当たり、私は作家になるという夢を諦めました。 で、就職すると、当然、仕事が忙しい。笑 私の夢はひっそりと葬り去られたわけです。
時間が経過して・・
でもでも、夢ってのは厄介ですね。 簡単には諦めてくれません。こっちがもういいっていうのに、いやいや、やりたい! と無意識の方で、まあ、こうなるわけです。 すると、どうでしょう。今は、インターネットの時代。 ある時、ユーチューバーが出てきて、ユーチューブの前で自分の言いたいことややりたいことを発表しているではないですか。
ああ、そうですか。そんな時代ですかー。 そもそも、何かやりたいことがあるなら、自分で始めちゃえばいいじゃないか。 何も、誰かに遠慮することなんてない。 というわけで、一念発起したわけです。
小説家になるのか、出版事業をやるのか
で、私は出版業をやりたいのか、それとも小説家になりたいのか。 この二つを自問自答してみたわけですね。 すると、私がやりたいのは出版業じゃないのかな。 と思うに至ったんです。 なぜか? それは、色々な小説に関わることが出来るからです。 小説家になってしまうと、自分の作品を書き続けなければならない。 それって才能、それってスゴイこと。 自分もそれを目指していた。 しかし社会に出て、色々な仕事に携わる中で、実は自分はゼロからイチをつくるよりも、 既にあるものを広げていく方が得意だということに気がついたんですね。 これはね、もう仕方がない!!笑 私は、あるものを加工するのは得意なんですけど、何もない状態から作り上げるのは、それほど得意ではないんです。 個人的には、それって自分に才能がないことを認めるようなもので、正直ショックでした。 でもでも、こう考えなおしたんです! むしろ、色々な小説の才能を発掘して、それを世に広める方が楽しめるのではないか。 そして、それが得意なことなら、得意なことを伸ばしていく方がよいのではないか! そう、というわけで、私は小説家ではなく、出版ビジネスの方でやりたい! と考えたわけです。
とあるアマチュア作家との出会い
で、そんなことを、ぼんやり考えていたので、電子書籍について勉強しました。 ホームページやブログについても勉強しました。 どうやったら小説を発表できるか研究しました。 すると、そんなことをやっていると、人間って不思議ですね。 意志あるところに道はある。 ね、どこかで誰かが行っていますね。 ある日、男性のアマチュア作家に出会ったわけです。 で、この男が強烈。強烈な個性、弾丸のようなトークの持ち主でした。 最初、テレビ関係者か芸人の方なのかなと思ったんです。 でもでも、違うんですね。 聞くと、小説を書いていると言う。 へえっと思って、読ませてもらった。 で、これが面白かった!! でも、出版社には見向きもされないと。
私は彼に電子書籍の話と、私が出版事業を始めたいということを伝えました。 すると、彼は、言いました。 「じゃあ、俺があなたの出版社で最初の小説家になるよ!!」 で、今に至ると。。そういうわけです。
まとめ
最後まで聞いていただいてありがとうございました。 これが話の経緯です。 ウェブでの出版を夢見ていた私は、このアマチュア作家の作品に惚れた。 まあ、これだけっちゃ、これだけ。 でも、それがこの、夢の始まりだったわけです。 今日は、これぐらいにしておきましょう。 では、また会う日まで!! See ya!!
【第23回】SNS×電子書籍プロジェクト _リーダーシップを語ってみた!
この前、スタッフからこんな質問を受けました。
いいですね。やはり、仕事をする以上、仕事で使用する道具にはこだわらないとね! 野球選手ならバットやグローブ、サッカー選手ならスパイク・・・。 我々のような現代ビジネスマンにとっての道具っていうのは、ハードウェアとソフトウェアですよね。 これにこだわるのは、ビジネスマンとして当然!! しかし、まず、結論を言います。 管理ツールを導入しても、プロジェクトがうまくいくわけではありません!! https://seikaminoru.com/author/ https://www.seikaproductions.com/seikaminoru%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88/ 忘れるなかれ、道具を使いこなせない人に、道具を与えても、なんの意味もないんです! もう一度言います!
はい、もうやめときましょうね。笑
目標設定の大切さ
あなたが、本当にやりたいことは何ですか? あなたが、本当に望んでいることって何ですか? あなたが、到達したい場所ってとこですか? もし、これがわからないならば、どんなに高級なプロジェクト管理ツールを導入しても、 どんなに優れた企画でも、 あなたの心には、徒労感だけが残っていることでしょう。 私もそうです。 親から言われた目標、 会社に押し付けられた指標、 なんとなく、世間が良しとする価値観、 はい、これね。
、、すいません。イッコーさんみたいになっちゃいました。笑 仕事が楽しくないという人は、結局、 この自分基準じゃない目標に、無意識のうちにがんじがらめになっているんですね。 ・やりたいこと ・やらなければならないこと これをしっかりと目指していないといけないということなんです! で、リーダーはこれを人に伝えないといけない。 人に伝えて、協力してもらわなければならない。 それが出来ないと、きっと、チームのメンバーは何でやっているのかわかりません!! と、不平不満を言いだすことになるでしょう。 プロジェクトマネジメントを行う本人が、何をしたいのかわかっていない。 これって、エベレスト山脈に登ろうとするガイドが、行先をわかっていないのと同じこと。。
というわけで、ガイド=リーダーが行きたい場所を示せないことは=危険!!不安!! となるわけです。 複雑なガントチャートの前に、あなた、、 やりたいこと、やらなければならないこと・・。 ちゃんと把握できていますか??
ほうほう、なるほどね。 よし、では、この基準をお伝えしましょう! リーダーが本当に、そのプロジェクトについて理解しているかどうかの判定基準ですね! もし、この判定基準を満たさなかったら、それはあなたのリーダーは残念ですが・・・能力不足です。 頑張っているのは認めます。しかし、やはり足りません。 まあ、私が出来ているかどうかというのは、チームメンバーに聞かないとわかりません!笑 私なりのプロジェクト管理が出来ているリーダーと出来ていないリーダーの判断基準をお伝えします。
キングオーサー式の判断基準
・リーダーは大勢の前で何をやろうとしているか滔々と話すことが出来る プロジェクト管理を行うリーダーは管理ツールを見ながら、 ここまできたから・・・ この後こうで・・ なになにさん、これ終わった? なんていう態度を取っちゃいけません。 忘れることなかれ!! あなたは、エベレスト登頂を目指しているベテランガイドなんです。 どこに行ったらどんな危険があって、 ここまで頑張ったら休憩して、 この先にどんなものが待ち受けるのか、自信を持って伝えることができないといけません。 あなたは、自分のやりたいこと、そのためにやらなければならないことを、 大勢の前で滔々と話すことは出来ますか?? もし、これで言葉が詰まってしまうなら、心のどこかに嘘がありますよ。 言葉が止まらないような状態にまでなっていないなら、心のどこかで・・ まあ、人から与えられた仕事だし・・ 会社の命令で仕方なく・・ そう思っているはずですよ。 やらされている仕事に対して、言葉はあふれ出ません。そのリーダーの言葉が溢れていないなら、その仕事はやらされている仕事ですよ。 人から言われた仕事とか、会社の命令でやる仕事って、自分がやりたいことじゃないから言葉が詰まるんですよね。 そこで判断基準、 そのリーダーが話を始めたら止まらない状態になっているなら、 彼はやりたいことと、やるべきことをわかっていることでしょう! ・リーダーはメンバーがワクワクするような話ができる リーダーの話を聞いていて、ワクワクできますか? できないなら、そのリーダーは、やりたいことが不明確で、その結果、やらなければならないことも不明確でしょうね。 となると、エベレスト登山が、まさにデンジャラスな雰囲気に包まれているでしょうね。 これ、私の体験なんですけど、 仕事って声の掛け合いなんですね。 声かけじゃ駄目ですよ。 声の掛け合いなんです。
キングオーサー、あれチェックした?? キングオーサー、あれってどうなの?? そう、仕事は誰かのミスを待っているような悠長な時間はないんです。 コンマレベルで声かけあって、ミスを防ぐ必要があります。 スケジュールを絶対死守する必要があります。 そんな声かけ合いが出来る空間は、リーダーがワクワクする未来を語ることが出来るために生まれてきます。 リーダーの目標を達成するためには、あれが欠けたら台無しになる!! あれが出来ていないといけない!! そう、そんな気分じゃないと、声かけ合いも生まれません。 そんな場所づくりが出来るリーダーは、当然、ワクワクした未来を語っているはずです。 あなたのリーダーはあなたにワクワクするような未来を語っていますか? あなたがリーダーなら、あなたの部下はワクワクしていますか? していないなら、起きている状況はひとつです。
⇒ドーン!!笑うセールスマン風に。 いや、プロジェクト管理出来ていればいいんじゃないの?? スケジュール通り進んでいれば、仕事はいいんじゃないの?? まあね、確かに、最低限、それさえ出来ていれば文句は言われません。 しかし、そんなリーダーは称賛に値しないでしょうね。⇒キッパリ。 ・リーダーは常に未来のことを話している プロジェクト管理って、過去から学んで、現在を正確に把握し、未来を描く。 そんな営みなんですね。 それって、未来のことを話すから、過去から学ぼうとするし、現在を把握しようと出来るわけです。 あなたのリーダーは未来を話していますか?? 未来の話をしないリーダーは、過去から学ぼうともしないでしょうし、現在位置も把握しようとしないでしょう。 だって、必要ないですもん。 あなたの、リーダーは未来を語っていますか?? プロジェクト管理は未来を語るところから始まります。 未来=目標がないところで、いくらスケジュール確認しても、そんなの虚しいだけですよ。 未来=目標に向かって、チームメンバーを巻き込むことが出来る。 これが私が思うプロジェクト管理です。 もし、それが出来ているなら、 エクセルやソフトウェアやガントチャートなんて、その後、自然と出来てきますよ。 いや、もはやエクセルもソフトウェアもガントチャートもいらないでしょう。 だって、チームメンバーの頭の中で、常に更新され、常に修正されながら、プロジェクトは進んでいるはずですからね。 スケジュール管理表やガントチャートと、「あなた」の間で主従逆転が起こっていませんか?? あなたが主人で、スケジュール管理表が従者です。 逆転させてはいけません。
まとめ
というわけで、今日はプロジェクト管理について、お話させていただきました。 あくまでツールは、言葉の通り、道具です。この条件を備えたリーダーが使用して、始めて輝くのがガントチャートやコミュニケーションツールです! 今回お話ししたことが、クリアできたら、あなたは道具に振り回されず、道具を振り回す存在になっているはずです。 ブンブン、道具を振り回してくださいね!! それでは!
- リーダーは大勢の前で何をやろうとしているか滔々と話すことが出来る
- リーダーはメンバーがワクワクするような話ができる
- リーダーは常に未来のことを話している
では、また会う日まで!! See ya!! https://www.seikaproductions.com/seikaminoru%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88/ https://seikaminoru.com/author/