【第27回】社会人生活での競争について

みなさん、こんにちは!キングオーサーです。この記事では、自分に課題を課すことの大切さと、試験の大切さについて語りたいと思います。ぜひ、楽しんでいってくださいね!

 

ん、どゆこと??

どういうことでしょうか?? 人生には、張り合いが必要です。緊張感が必要です。 今日は、そんなことを話したいと思います。

日常生活における張り

そもそも、人間の日常生活って退屈なものですよね。 多分、寝て起きて食べて寝る。以上。 まあ、実際、そんなもんです。笑 で、それだけじゃなんとなく張り合いがないっていうので、様々な活動があります。 起業活動したり、社会活動したり、部活動やったり・・・ 生きていくためだけならば、実際、そんなことやらなくてもいいわけです。 しかし、そんなわけにいかない。 これが人間の難しいところです。 なにか、活動をしたくなっちゃう。 人よりいい暮らし、人よりいい給料、人よりいい・・・ みたいに、競争心もあるわけですね。 競争心自体は自然なものです。 それを否定する必要はない。 しかし、何事もバランス。 競争心だけで人生を生きようとすると、これまたシンドイ。 それでうつ病になったり、人間関係壊してしまうという人もいるわけですね。

競争心と平常心のバランス

そう、これが人間の難しさ。 ただ生きていれば良いというわけにいかない。 食って、寝て、ただ、それだけでいいはずなのに。 そういうわけにもいかない。 というわけで、企業活動があったり、ボランティア活動があったり・・ 競争社会ですからね、競争だってあるわけです。 で、競争に勝てればいいけど、勝てなかったら・・・そう、落胆ですね。 これで人生にいじけてしまう人もたくさんいるんじゃないでしょうか。 そもそも競争が嫌いな人もいるわけですね。 そして、競争好きな人と、競争が嫌いな人が同じ場所にいると、大体うまくいかないものです。 競争が好きな人は、競争が嫌いな人を見て、向上心がない人間だと思うでしょう。 競争が嫌いな人間は、競争が好きな人間を見て、自分のことばかり考えている人間だと思うでしょう。 この対立は終わることがありません。 基本的に、競争というのは個人が勝つことを目的に行われることが多いものです。 受験勉強も、オリンピックも、基本的には個人戦ですよね。 だから、まず、この個人として向上していけるかどうか、競争していけるかどうか、これが社会の基本と言えば基本なわけですね。 というわけで、まず社会は、個人として活躍できている人間を評価するわけですね。 受験なり、部活なり、これは個人として成績をあげることを良しとされるもののはずです。 そう、ここでは、例えば、仲間と仲良くする力とか、集団をまとめあげる力とか、答えのない問題に答えを出す力というのは求められないんです。 受験にせよ、部活動にせよ、明確な目標があるわけなんですね。答えがあるんですよ。 が、社会人になると、急に答えがない。 これに戸惑って、うまくいかない人は多いように思います。 そう、実は、社会人になる時に、人は大きな価値転換をしなければならないんですね。 何度も言いますが、人生に答えなんてないんです!! 答えのない海を泳いでいかなければならない。 キングオーサーがなぜ小説を大切にするかというと、この答えのない海を泳いでいくためには、その場、その場で、人間がどう行動し、その結果どうなっていったのかということを理解するためには、小説というジャンルが一番良いわけなんです。

そんな社会におけるコツ

ここでももうひとつポイントがあります。 答えがないこと、曖昧であること、そういったことを理解しているのは社会人だと思うんですが、 今度は、それを理解しすぎると、本来もっている競争心というのが作動しなくなってきます。 要は、日常生活がつまんなくなっていくわけですよ。 満員電車を見て、楽しそうに会社に向かう人、見たことないですよね?笑 それもこれが理由。 学生は部活動の道具を持って、なんだか楽しそうですよね。 そう、競争ってスパイスで、何かを競い合うことは、人間の楽しみでもあるわけなんです。 だが、この競争心とか、技術の向上とか、社会の方がセッティングしてないケースは多い。 学校はあらかじめセッティングしてくれているんですね。 競争心が自然と育つように、受験戦争や部活動を通して、 これが社会に出ると、いきなりなくなる。 ここで、ギアのチェンジがうまくいかないと、どうも社会人になってから楽しくないことになるわけです。 そう、この競争心(個人の努力)と社会性(社交性)というものを両立させた時に、楽しい人生があるわけなんですよ。 競争心がない人間というのは、やはりどうも信頼できない。努力しない人間って、あんまり信用できないものですよね? そして、社交性が皆無の人間も、やはりどうも信頼できない。無口で暗い表情でネガティブな人間って、正直に言うのは心苦しいけど、あんまり一緒にいたくないものですよね? だから、この二つは必要。 この二つのバランスが人生を決めると思う。 では、あらかじめ設定のない実社会で、どうやって競争心を持ってやっていけばいいのでしょうか? 結論は、、人と比較しない、しかし、自分の設定した基準は超える、そして出来ればその基準は客観的に測れるのが良い。 これに尽きます。 どういうことかというと、先ず、基準のない競争は徒労になるだけです。 勝利の栄光もありません。 社会には基準がないことが多いので、自分で適当に基準を儲けた方がいいし、その基準に対して報奨があったほうがいい。 例えば、イチローがどれだけヒット打っても、それをスゴイことだと言ってくれるファンがいなければ、別にイチローはすごくもなんともないわけですね。 というわけで、営業なら歩合に反映されるとか、専門職なら資格を取るとか、そういう基準がある方が良い。 基準のない努力は、非常に虚しいものです。 人間は誰かに認められたい。どんなに否定しても、それは確かです。 よって、人と比較せずに、何かの基準の達成めがけて努力するのが良い。 なんでもいいと思います。 営業なら売上、作家なら発行部数、野球選手なら打率・・・ あればいいんです。そして、それに向かって努力していく時に、生活に張り合いというものが生まれるわけですね。

まとめ

というわけで、今日は、競争心との付き合い方について話をさせていただきました。 作家のみんなも色々な競争心があると思います。 あいつよりは面白いものを書きたい、あいつより売れたい・・ でも、キングオーサー、そんなものは捨ててしまいなさいと言っています。 それよりも、この前の自分を超えなさい。これがすべてですよ。 克己心というやつですね。 人より秀でていることを証明しつづけなければならないような、そんな辛い人生の歩み手にはなってほしくないですね。 自分を乗り越えて欲しい。作家にはそう言っています。 それから、社交性も大切にしてほしい。 なにより、そもそも小説って、人と人の営みについて書いているものなので、社交的ではないというのはちょっと困ってしまいます。特に、我々のプロジェクトの編集方針は会話、偶然、閃き、創造、ですからね。 さて、そこからどんな作品が生まれてくるのか?? キングオーサーも楽しみにしています!! それでは、また今度! ホームページはこちら↓ https://www.seikaproductions.com/ ブログはこちら↓ https://seikaminoru.com/